情シスが今すぐ取るべきおすすめ資格8選|転職・スキルアップに直結!

IT担当として毎日バタバタしているけれど、もっと評価されたい
転職を視野に入れて情シスとしてのスキルを客観的に証明したい
情シス向けの資格が多すぎてどれを取得するべきかわからない
情シスとして活躍している方の多くが、「自分のスキルをどう証明すればいいのか」「どうすればキャリアアップできるのか」といった悩みを抱えています。
近年ではクラウドやセキュリティに関する業務の比重も増え、従来の知識だけでは通用しにくくなっています。
実際に資格を取得することで評価が上がり、給与や待遇が改善された経験をした方は多いです。
そのため、情シスの資格取得は重要であると感じています。
この記事では、情シスが「今すぐ取るべきおすすめの資格」と「資格取得によって得られる具体的なメリット」を厳選して解説します。
情シスが今すぐ取るべきおすすめの資格8選

企業のIT基盤を支える情シスにとって、日々の実務を円滑にこなすだけでなく、技術トレンドへの対応力や、業務の幅を広げるスキルが求められます。
しかし、実務経験だけではスキルを客観的に証明することが難しい課題があります。そこで役立つのが「資格取得」です。
資格を取得することで、知識の体系化と客観的なスキルの証明が同時に可能になります。また、転職時のアピール材料にもなり、キャリアの選択肢を広げる武器としても活用できます。
ここでは、情シスが実務で活かしやすく、転職市場でも評価されやすい資格を8つ厳選して紹介します。
ITパスポート
- ITの幅広い知識を体系的に学習できる
- 情シス業務と出題範囲の親和性が高い
- 知名度の高い資格のため転職の際に役立つ
ITパスポートは、IPA(情報処理推進機構)が主催する国家資格で、IT業界に限らず幅広い業種・職種で活かせる基礎的なITリテラシーが身につきます。
出題範囲は、IT技術だけでなく、経営戦略・マーケティング・財務・法律といったビジネス領域も含まれており、幅広い知識が体系的に学べます。
情シスとしては、日常業務でIT技術だけでなく、社内ルールや部門間調整、経営視点なども必要とされるため、ITパスポートの出題範囲と非常に親和性が高いです。
特に未経験から情シス職を目指す方にとっては、最低限必要な知識の証明として企業にアピールできます。
ITの基礎から無理なく身につけたいと考えている人は、ITパスポートの取得がおすすめです。
基本・応用情報技術者試験
- 国家資格のため社内評価や転職市場での信頼性が高い
- よりITの高度な知識・スキルを身につけられる
- 情シスの実践的なシーンを想定した知識・スキルが身につく
基本情報技術者試験(FE)と応用情報技術者試験(AP)は、IPAが実施する国家試験で、ITエンジニアにとって基礎と応用のスキルを証明する代表的な資格です。
基本情報技術者試験では資格取得を通じて、プログラミング・アルゴリズム・ネットワーク・データベースなど、技術面を中心に幅広く学べます。
一方応用情報技術者試験では、設計・要件定義・マネジメント・セキュリティなど、より高度な内容が出題される点が特徴です。
情シスとしては、トラブルシューティングやシステム選定の場面で技術的判断を求められる場面が多く、資格取得を通じてスキルを身につけられる点がメリットといえるでしょう。
情報セキュリティマネジメント試験
- 企業・組織の情報資産を支える基本スキルが身につく
- 最新のサイバー攻撃に関する知識や対処方法を確認できる
- 情シスとしてのキャリアアップにつながる
情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、情報漏えいやサイバー攻撃といったリスクから企業を守るための知識と管理能力を問う国家資格です。
ITに関わる全職種が対象で、セキュリティポリシーの策定やアクセス管理、インシデント対応といった実務に即した内容が出題されます。
情シスはセキュリティ対策の最前線に立つ立場であり、社内のセキュリティ意識を高め、ルール策定・指導・監視を行う必要があります。
情報セキュリティマネジメント試験は技術的な知識のみではなく、人的ミスや内部不正の対策などマネジメント視点も学べるため、実務スキルの向上も期待できるでしょう。
ITILファンデーション
- ITサービスマネジメントスキルを証明できる
- 情シスのトラブル対応や問い合わせ管理といった業務に役立つ
- 情シスに就職・転職する際に有利
ITILは、インシデント管理・変更管理・問題管理など、IT部門の運用業務を体系化したベストプラクティスとして、世界中で広く活用されています。
情シスは「トラブル対応が属人化している」「問い合わせ管理が煩雑」といった課題を抱えやすく、ITILの知識があれば、トラブル対応や問い合わせ管理といった業務を標準化・効率化できます。
ITILファンデーションは、ITサービスマネジメント及びITILに関する基礎知識を保有していることを証明する資格です。
試験は5つのグレードに分かれていますが、ファンデーションは特に条件なく受験できるため、情シスの方は取得しておいて損のない資格といえるでしょう。
ネットワークスペシャリスト試験
- ネットワーク分野の深い専門知識・スキルが身につく
- 実務に直結する内容を学習できる
- 国家資格のため
ネットワークスペシャリスト試験(NW)は、情報処理技術者試験の中でも高度区分に位置づけられる国家資格で、ネットワーク設計・構築・運用に関する深い知識が求められます。
ルーティング・VPN・ファイアウォール・負荷分散など、情シスの実務に直結するような内容も出題されます。
情シス業務では、社内ネットワークの障害対応や構成変更、拠点間通信の最適化など、ネットワークに関する業務が多いです。
そのため、ネットワークスペシャリスト試験の取得を通じて、より専門性の高いネットワーク分野の知識・スキルを身につけられる点がメリットといえるでしょう。
Microsoft認定資格プログラム
- Microsoft製品の知識・スキルが身につく
- 情シスの就職・転職時に役立つ
- 年収アップ・キャリアアップにつながる
Microsoft認定資格プログラムは、Microsoft製品の使用スキルを証明できるベンダー資格です。
Office365、Azure、Windows Server、Microsoft365など、現場で使われる技術やクラウドサービスに対応した資格が多数用意されています。
近年では、「MOS(Microsoft Office Specialist)」に加え、「MCP(Microsoft Certified Professional)」や「Microsoft Certified: Azure Fundamentals」などのクラウド系資格が注目されています。
情シスはMicrosoft製品を扱う機会が多く、各種設定やトラブル対応などで実践的な知識が求められるケースが少なくありません。
資格取得を通じて就職・転職も有利に進められるため、情シスの人が取得するべき資格の一つといえるでしょう。
プロジェクトマネージャー試験
- プロジェクト全体のマネジメントスキルが身につく
- 国家資格のため信頼度が高い
- プロジェクトマネージャーへのキャリアアップを目指せる
プロジェクトマネージャー試験(PM)は、IPAが実施する高度情報処理技術者試験のひとつで、プロジェクト全体の計画立案・進捗管理・品質管理・リスク対応など、マネジメントに必要な知識と経験が求められます。
情シスは、社内システム導入やクラウド移行などでプロジェクトの中心となるケースが多く、技術だけでなく予算・人・納期を管理するスキルが欠かせません。
プロジェクトマネージャー試験を取得すれば、現場調整力・ドキュメント管理・ベンダーコントロールといった実務力を客観的に証明でき、マネージャーへのキャリアアップも目指せます。
クラウドに関する資格
- 主要なクラウドプラットフォームの知識・運用スキルを証明できる
- 最新技術トレンドに対応できる人材として高く評価される
- オンプレミスからクラウドの移行といったニーズに対応できるようになる
情シスは、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなど、クラウドに関する知識・スキルを証明できる資格の取得もおすすめです。
情シス業務では、オンプレミスからクラウドへの移行や、社内システムのクラウド連携が多くなってきています。
クラウドに関する業務を円滑に進めるためには、クラウドの基本構造、セキュリティ設定、コスト管理といった知識が不可欠です。
クラウド資格を保有していれば、最新の技術トレンドに対応できる人材として高く評価され、転職やキャリアアップの際に有利に働きます。
情シスが資格を取得するメリット

情シスが資格を取得するメリットは、以下のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
知識・スキルを客観的に証明できる
情シスが資格を取得すると、知識・スキルを客観的に証明できる点がメリットの一つです。
情シス業務は成果が見えにくく「どれだけ貢献しているか」「何ができるか」を他人に伝えるのが難しいため、正当な評価を受けられないケースが少なくありません。
資格を取得しておけば、客観的なスキルの証明として活用でき、社内評価だけではなく、転職市場でもアピールポイントとなります。
資格手当がつく
資格を取得すると、企業によっては「資格手当」が支給されるケースがあります。
たとえば、企業によって金額は異なりますが、基本情報技術者試験やMOS、Microsoft Azure関連の資格を対象に、月3,000円〜1万円程度の手当が支給されるなどです。
年間に換算すると数万円〜十数万円の差となり、収入アップしたい人におすすめです。
企業によっては、受験費用の補助や合格時の報奨金制度も導入しており、受験のハードルは低いといえるでしょう。
新しい分野の学習が可能
情シス経験に関係なく、資格取得を通じてさまざまな分野に触れられる点がメリットです。
- システム開発
- ネットワーク・サーバー
- 情報セキュリティ
- クラウドサービス
- プロジェクトマネジメント …etc
IT分野はシステム開発やネットワーク・サーバー、情報セキュリティといった多くのジャンルの資格が提供されています。
特に情シスは、業務内容が多岐にわたるため、ITの知識を幅広く身につける必要があります。
そのため、資格取得を通じて興味のある分野や未知の分野を学習できる点は大きなメリットといえるでしょう。
モチベーションアップにつながる
資格取得は、日々の業務に追われながらも前向きな目標を持つきっかけになります。
業務内で成果が見えにくい情シスにとって、「合格」は実際に自分が成長している実感につながります。
資格試験の勉強を始めると、計画的に学ぶ習慣が生まれ、知識の定着と業務効率の向上を同時に実現可能です。特にIT業界は技術の進化が早く、継続的な学習が求められます。
資格は「取って終わり」ではなく、「成長し続けるための道標」であるため、継続的なスキルアップのモチベーションを維持する際におすすめの方法です。
情シスに求められる知識・スキル

情シスに求められる知識・スキルは、以下のとおりです。
業務内容が多岐にわたる情シスでは、求められる知識・スキルも多いです。
情シスに必要な知識・スキルを事前に確認し、自身に足りていない部分を可視化しておきましょう。
情報セキュリティに関する知識
情シスが身につけるべき知識・スキルの一つが、情報セキュリティ関する知識です。
- 情報漏えいや不正アクセスリスク
- マルウェア・ウイルス感染
- ウイルス対策ソフトの導入
- ファイアウォールの設定
- 社内教育・ポリシー策定 …etc
社内システムや機密情報を扱う以上、情報漏えいや不正アクセスのリスクは常に隣り合わせになります。
近年は標的型攻撃やランサムウェア被害が多発しており、企業にとってセキュリティ対策は経営課題となっています。
情シスは、ウイルス対策ソフトの管理や、ファイアウォール設定、アクセス権限の設計、社内ルールの策定といった、情報セキュリティ対策を実施しなければなりません。
そのため、情報セキュリティマネジメント試験のような資格取得を通じて情報セキュリティの関する基礎〜応用まで学習するようにしましょう。
サーバー・ネットワークに関する知識
サーバー・ネットワークに関する知識も、情シスでは必須のスキルです。
社内のヘルプデスクでは、日常的に以下のような問い合わせが来ることが多いです。
- メールが届かない
- 共有フォルダにアクセスできない
- VPNにつながらない
社内システムの安定運用を実現するには、IPアドレスやDNS、ルーティング、ポート番号といった基礎知識から、ファイルサーバーやActive Directoryの構築・管理まで幅広いスキルが必要です。
サーバー・ネットワークに関する知識は、ネットワークスペシャリスト試験やCisco系の資格を通じて学習していくのがおすすめです。
コマンド操作スキル
情シスがトラブル対応や効率的な運用をおこなうためには、コマンド操作スキルが重要です。
GUI操作では見えない情報を取得したり、細かな設定を変更したりする場面では、コマンドラインによる作業が求められます。
たとえば、各拠点でIPアドレスを取得する際は「ipconfig」を用いたり、機器と通信状況を確認するために「ping」といったコマンドを利用したりします。
Windowsであれば「PowerShell」や「コマンドプロンプト」、Linuxであれば「シェルコマンド」や「vi」などを扱えると、ログの調査、サービスの再起動、ネットワーク状況の確認といった日常業務の効率化が可能です。
マネジメントスキル
情シスには、現場対応だけでなく、プロジェクト全体を見渡すマネジメントスキルも求められます。
システム導入やネットワークの刷新、クラウド移行といった業務では、複数の関係者と連携しながら、予算・スケジュール・品質を管理する必要があります。
技術力に加えて、関係者との調整力、リスク管理、意思決定の判断力など、ビジネス視点での進行管理能力が必要です。
特に中小企業では、情シスがプロジェクトのリーダーを兼ねることも多く、マネジメントスキルも身につけておくべきスキルといえるでしょう。
コミュニケーションスキル
情シスはコミュニケーションスキルも必須です。他部署やベンダー、現場など情シスは多くの人とコミュニケーションを取る必要があります。
たとえば、社内ユーザーからの問い合わせ対応では、専門用語を使わずに分かりやすく説明する力が求められます。
また、新しいシステムを導入する際には、現場の要望を正確にヒアリングし、要件定義に反映させるスキルが必要です。
外部ベンダーとの交渉や進捗管理でも、信頼関係を築くための伝え方や調整力が業務の成果につながります。
単に技術を知っているだけでなく、「誰とどう連携するか」を意識できる情シスが評価されやすくなります。
クラウドに関する知識・スキル
近年はクラウドサービスの普及によって、情シスはクラウドに関する知識・スキルも求められるようになっています。
多くの企業がオンプレミスからクラウドへの移行を進めており、社内システムのインフラ構成にも大きな変化が起きています。
- AWS(Amazon Web Services)
- Google Cloud
- Microsoft Azure
AWSやAzure、Google Cloudといった主要クラウドサービスの基本構成や、セキュリティ、コスト管理を理解しておくと、自社に適したサービスを導入する際に適切な判断をおこなえるようになるでしょう。
クラウドに関する資格(AWS認定資格やMicrosoft Azure認定資格など)を取得することで、クラウドの知識・スキルを効率よく身につけられます。
システム開発の知識・スキル
情シスは、一般的なシステムエンジニアやプログラマーのようにシステム開発をおこなうケースはそれほどありません。
しかし、開発そのものを担当しない場合でも、要件定義・仕様調整・テストなど、開発工程に関わる場面は少なくありません。
たとえば、新しい業務システムを導入する際、現場の要望を整理し、ベンダーに正確に伝えるには、業務フローと開発プロセスの両方を理解している必要があります。
近年はRPAやノーコードツールの普及によって、情シスが業務効率化ツールを自作する機会も増えています。
業務効率化ツールの開発をおこなったり、上流工程で適切な設計をおこなったりするためにも、情シスはシステム開発の知識・スキルも求められると考えておきましょう。
情シスが資格取得する際におすすめの勉強方法

情シスが資格を取得する際は、以下のような勉強方法がおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
難易度の低いものからチャレンジする
情シスが資格を取得する際は、いきなり難易度の高いものから挑戦するのではなく、自身のスキルレベルに適した資格から取得するようにしましょう。
最初から難易度の高い資格に挑戦すると、途中で挫折するリスクが高まります。
- ITパスポート
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 基本情報技術者試験
情シス初心者や未経験者には、ITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験といった国家資格がおすすめです。
出題範囲は広いものの、基礎的な内容が多く、独学でも十分合格が目指せるため、勉強の習慣づけにも適しています。
書籍で体系的に学習する
情シスに必要な知識・スキルを体系的に学習したい場合は、参考書の活用がおすすめです。
- 試験範囲の内容が無駄なく整理されている
- 図解や事例が多数掲載されている
- コストが低い
参考書は、試験範囲の内容が体系的に整理されており、初学者でも全体像をつかみやすくなっています。
また、参考書には図解や事例が多く掲載されており、抽象的な概念も具体的にイメージしながら学習できるのが強みです。
動画で効率よく学習する
スキマ時間を活用して効率よく学びたいなら、動画学習がおすすめです。
- スキマ時間で学習できる
- 文字や音声だけと比較して内容を理解しやすい
- 何度も見返しできる
インターネット環境が整っていれば、いつでもどこでも学習できる点がメリットです。
視覚と聴覚を同時に使うことで理解が深まりやすく、テキストだけでは難しかった概念も頭に入りやすくなります。
また、わかりにくい部分は動画の再生をストップするなど調整できます。学習した動画に関しては何度も見返すことができるため、効率よく資格の勉強をしたい人におすすめです。
情シスのスキルアップは「情シスカレッジ」がおすすめ
- マイクロラーニング形式で学習できる
- 情シスに必要な知識・スキルに関する動画が見放題
- 最新トレンドに関する研修を取り扱う
情シス資格の勉強を通じてスキルアップしたい場合は、情シスカレッジの利用がおすすめです。
情シスカレッジは、マイクロラーニング形式の動画で情シスに必要な知識・スキルを効率よく学ぶことができるオンライン動画プラットフォームです。
情報セキュリティやサーバー・ネットワーク、クラウドなどさまざまなテーマの研修を取り扱っており、実務に役立つ内容を学習できます。
AIやクラウドなど最新トレンドに関する研修も取り扱っているため、情シスとしてスキルアップしたい人におすすめです。
情シスへの転職を考えている人や、情シスの教育を効率よくおこないたい企業にもおすすめなため、ぜひ利用してみてください。
\ 情シスのスキルアップを実現するなら /
情シスにおすすめの資格に関するよくある質問
情シスの仕事内容は?
情シス(情報システム部門)の役割は、企業内のIT環境を整え、安全かつ効率的に業務がおこなえるようサポートすることです。
- 社内インフラの管理
- ヘルプデスク対応
- 情報セキュリティ対策
- クラウドやテレワーク環境の整備
- システム導入と運用管理 …etc
社内インフラの管理や情報セキュリティ対策、システム導入と運用管理など情シスの業務内容は多岐にわたります。
近年はITを軸に業務改革を進める企業も多く、情シスの役割は“単なる裏方”から“経営を支える戦略部門”へと変化しています。
情シスは資格取得が必須ですか?
情シスとして働くうえで、資格は必須ではありません。
実務経験があれば業務はこなせますし、資格を持っていなくても評価されるケースは多くあります。
しかし、資格を持っていることで次のようなメリットが得られるため、実際には取得を目指す人が増えています。
- スキルを客観的に証明できる
- 転職市場で有利になる
- 昇進や資格手当につながる可能性がある
- 知識の幅が広がる
特に、未経験から情シス職を目指す場合や、今後上流工程に関わりたい方にとって、資格は「やる気とスキルの証明」になります。
結論として、必須ではないが、取得しておくことで確実に有利になるのが情シス資格です。
まとめ | 情シスは資格を取得してスキルアップを目指そう
情シスは、社内のIT基盤を支える非常に重要なポジションです。しかし、その業務は裏方になりやすく、努力やスキルが見えづらいという側面があります。
そのため、資格取得によって知識やスキルを「見える化」し、社内外からの信頼を得ることが重要です。
さらに、資格の学習を通じて新しい分野の知識を身につけられるため、実務にも良い影響を与えられるようになります。
本記事で紹介した8つの資格は、いずれも情シスの実務に直結する内容ばかりです。
自身のレベルに合わせて取得する資格を選び、情シスのスキルアップを目指しましょう。
\ 情シスのスキルアップを実現するなら /

成田 大輝
(株式会社ウェヌシス 代表取締役)
【保有資格】
・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・情報セキュリティマネジメント試験
・MOS(Microsoft Office Specialist)
【経歴】
・2021年4月 〜
2022年7月:プログラマー
・2022年8月 〜 現在:
事業会社の情報システム部門
・2025年3月 〜 現在:
株式会社ウェヌシスの代表取締役
【紹介文】
新卒で大手SIerに入社後、半年間でスタートアップのSES企業で開発支援を経験。2022年8月より、従業員約3,000名・全国166拠点を展開する事業会社にて社内SEとして着任。業務効率化や情報セキュリティ対策、社内インフラ管理のほか、月間200件以上のヘルプデスク対応、約1,000台以上の社内端末・ネットワーク管理を行う。2025年3月には株式会社ウェヌシスを創業し、年間50社以上の中小企業に対して情シス内製化支援・教育・ITコンサルティング・アウトソーシングサービスを提供している。