トンネリングとは?データ通信を安全に行うための仕組みをわかりやすく解説

社内ネットワークから安全にデータをやりとりしたい
VPNやセキュアな通信の仕組みがよくわからない
トンネリングってどのような仕組みなの?
このような悩みを抱える人も少なくありません。近年、テレワークやクラウド利用が加速し、外部ネットワークとの安全な通信が不可欠となりました。
現在、多拠点での運営には多くの場合VPNが使用されており、データを安全にやり取りするための仕組みのひとつがトンネリングです。
この記事では、VPNで安全な通信を実現するトンネリングの仕組みと用途について、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事のポイント
- トンネリングは、通信データを別のプロトコルで包んで運ぶ技術です。
- IPトンネリングでは、IPパケットを別のIPパケットに格納します。
- 安全性を考える際は、トンネリングと暗号化を区別します。
トンネリングはデータを別のプロトコルで包んで運ぶ技術

トンネリングは、通信データを別のプロトコルでカプセル化し、ネットワークを通して運ぶ技術です。トンネリング自体に暗号化の効果があるわけではありません。
インターネットのような公共のネットワーク上で、企業の機密情報や個人情報を安全にやり取りする際に利用されます。
盗聴や改ざんへの対策には、IPsecなどの暗号化・認証の仕組みを組み合わせます。カプセル化だけで通信の機密性が保証されるわけではありません。
トライアル申込者全員に
「IT管理に使える4大テンプレート」
無料プレゼント!
- 💻 IT資産管理台帳
- 🧾 PC利用規定テンプレート
- 🔐 パスワードポリシーサンプル
- 🌐 IPアドレス管理表
👉 トライアルに申し込む
トンネリングに関するよくある質問
IPトンネリングとは?
IPトンネリングとは、IPパケットの中に別のIPパケットを包んで送信する仕組みです。
用途の一つに、IPv6のパケットをIPv4のネットワーク経由で運ぶ構成があります。両端に対応するトンネルの終端が必要で、IPv4専用の相手と自動的に直接通信できる機能ではありません。
トンネルの終端では、外側のヘッダーを取り除いて元のパケットを処理します。経由するネットワークと、最終的な通信相手の対応を分けて考えましょう。
トンネリングとカプセル化の違いは?
トンネリングとカプセル化の違いは、以下のとおりです。
| 項目 | トンネリング | カプセル化 |
|---|---|---|
| 定義 | 仮想的な通信経路(トンネル)を構築する技術 | データを別のプロトコルで包む処理 |
| 範囲 | 通信経路全体の構成を含む | 通信パケットの一部に関する処理 |
| 目的 | 異なるネットワーク経由でのパケット転送 | 別のプロトコルに収容して運ぶためのヘッダー付加 |
結論として、トンネリングのなかでカプセル化が使用されているといえるでしょう。
まとめ | トンネリングはVPNやセキュリティ対策に欠かせない通信技術
トンネリングは、VPNや拠点間接続などで利用される通信技術です。機密性や安全性を確保する際は、暗号化・認証の設定と運用も確認してください。
データを包んで運ぶ処理と、データを保護する処理を区別することが、構成を理解するうえで重要です。
トンネリングの基礎知識を確認し、今後の学習や業務に活かしましょう。
用語・提供状況の確認に用いた資料:RFC 2003:IP Encapsulation within IP
