Notionは何がすごいのか徹底解説!料金プランや機能・メリット、デメリットまとめ

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Notionって具体的に何ができるの?

Notionの料金プランや機能が知りたい

他社の活用事例を参考にしたい

多くのビジネスパーソンや学生が、情報管理の難しさに悩んでいます。近年注目されているNotionは、現代の課題をまとめて解決するツールです。

実際に数百万人以上が利用し、個人から大企業まで幅広く導入が進んでいます。

この記事では、Notionの具体的に何がすごいのか、料金プランやできること、メリット・デメリットまで解説します。

記事を読めば、Notionについて詳細を理解し、自社で活用するべきかどうか判断できるようになるでしょう。

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目次

Notionはオールインワンのデジタル作業スペース

Notionのサービス画像
出典元:Notion
Notionの特徴
  • 統合性が高い
  • 柔軟にカスタマイズできる
  • 共有とコラボがしやすい

Notionは、メモアプリ・タスク管理・データベース・Wiki作成など複数の機能を統合したデジタル作業スペースです。

従来はEvernote、Trello、Excelなど別々のツールを組み合わせていた作業を、Notion一つで完結させられます。

情報がバラバラにならず、個人利用から企業チームまで幅広く対応できる柔軟性が大きな魅力です。

社内のナレッジ整備や業務効率化を実現したい場合は、複数のアプリと連携し、情報の一元管理が可能なNotionをぜひ利用してみてください。

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Notionでできること

Notionのサービス画像
出典元:Notion

Notionは、具体的に以下のようなことが実現できます。

Notionでできること
  • ドキュメント作成:議事録、記事、マニュアルなどを簡単に整理
  • タスク管理:カンバンボードやチェックリストで進捗を可視化
  • データベース管理:顧客情報、在庫リスト、コンテンツカレンダーを一元管理
  • Wiki構築:社内ナレッジやFAQをまとめて共有
  • サイト公開:ポートフォリオや採用サイトをそのままWeb公開
  • AI活用:要約、文章生成、ブレインストーミングを効率化

Notionはドキュメント作成やタスク管理、サイト公開など幅広い用途で活用できます。

できることを組み合わせることで、従来は複数のアプリを切り替えておこなっていた作業をNotionだけで完結可能です。

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Notionの料金プラン

Notionの料金プラン
出典:Notion

Notionは「Free」「Plus」「Business」「Enterprise」の4つの料金プランを提供しています。個人から大企業まで幅広く使えるように設計されており、導入の段階に応じて適切なプランを選ぶことが可能です。

ここからは、Notionの料金プランについて詳しく解説します。

Freeプラン

Freeプランは、Notionをはじめて使う人におすすめのプランです。

Freeプランの特徴
  • ページ数・ブロック数が無制限で利用できる
  • 共有リンクを使った基本的な共同編集が可能
  • モバイルアプリとPCでリアルタイム同期ができる

料金は無料ですが、ページ数やブロック数は無制限で利用でき、基本的な編集・共有機能もすべて備わっています。

個人利用や小規模な学習・趣味の管理には十分で、まずは操作感を試したい人におすすめです。また、モバイル・PCどちらからでもアクセスできるため、スキマ時間の情報整理にも役立ちます。

Plusプラン

Plusプランは、小規模チームやプロフェッショナル向けに設計されたプランです。

Plusプランの特徴
  • 30日間のページ履歴を保存し、誤編集を復元できる
  • ファイルアップロード容量が大幅に拡大
  • 小規模チームでの本格的な共同作業がスムーズにできる

月額1,650円で利用でき、Freeプランにはない高度な機能が追加されています。

具体的には、30日分のページ履歴が保存されるため誤った編集を簡単に戻せるほか、より大容量のファイルをアップロードできる点が大きなメリットです。

また、共有や共同作業の自由度が高まり、個人作業だけでなくチームでのタスク・ドキュメント管理にも適しています。

Businessプラン

Businessプランは、中規模以上のチームや組織での利用を想定したプランです。

Businessプランの特徴
  • 高度な権限設定とSAML SSOによる安全なアクセス管理
  • 90日間のバージョン履歴保存で大規模プロジェクトも安心
  • 外部ゲストとのコラボレーションを柔軟に制御できる

月額3,150円で利用でき、権限管理やセキュリティ機能が強化されています。

たとえば、SAMLによるシングルサインオン(SSO)や高度な管理者機能が利用可能になり、メンバーのアクセス権限を細かくコントロールすることが可能です。

また、90日間のバージョン履歴が保存されるため、大規模プロジェクトにおける編集履歴の確認やリカバリーにも安心です。

Enterpriseプラン

Enterpriseプランは、大規模組織や厳格なセキュリティ基準を求める企業向けに設計された最上位プランです。

Enterpriseプランの特徴
  • 監査ログや高度なセキュリティ機能でコンプライアンスに対応
  • 専任サポートやカスタム契約による安心の導入支援
  • 大規模チームや業界特有の要件に合わせた柔軟な管理機能

料金は問い合わせベースで提供され、専任のカスタマーサクセスマネージャーによるサポートや、監査ログを含む詳細なセキュリティ機能を利用できます。

カスタム契約や高度な管理者機能が含まれ、コンプライアンス要件の厳しい業界でも安心して導入可能です。

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Notionの何がすごい?導入のメリット

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出典:Notion

Notionを導入するメリットは、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

ノーコードでレイアウトも自由自在!自分好みにカスタマイズ

Notionは、コーティングの知識がなくてもページを自由自在に設計できる点がメリットです。

文章、画像、表、データベース、チェックリストなど、あらゆる要素をドラッグ&ドロップで配置でき、好みに合わせたレイアウトを簡単に作成できます。

たとえば、学習計画をカレンダー形式で表示したり、営業管理を表形式で管理したりと、目的に応じてページの見せ方を柔軟に変えられます。

テンプレートやブロックを活用すれば、最小限の操作で高度な情報整理が可能です。

ページ同士をリンク&双方向に連携できる

ページ同士を相互にリンクできる双方向リンク機能が備わっている点も、Notionの大きな強みです。

たとえば、会議議事録のページからプロジェクト管理ボードに直接リンクを貼り、そこから関連するタスク詳細ページへとシームレスに移動できます。

従来の文書管理では、情報が分散して探しにくい課題がありましたが、Notionならリンクが自動で相互に結びつき、知識のネットワークを構築できます

タグ付けやリレーション機能を利用すると、異なるデータベース間でも関連情報を紐づけられます。

充実したテンプレート|初期設定も簡単

Notionのテンプレート
出典:Notion

Notionには、あらかじめ用意された豊富なテンプレートが揃っているため、初めての利用でもスムーズに使い始められます。

会議の議事録やタスク管理ボード、ロードマップ、読書記録、家計簿など、個人からビジネスまで幅広い用途に対応するテンプレートなど種類が豊富です。

テンプレートはコピーするだけで自分のワークスペースに反映されるため、ゼロから設計する必要がなく、少しの手間で簡単に運用開始できます。

スマホからも利用できる

NotionはiOS・Android向けの公式アプリが提供されており、スマホやタブレットからでも利用可能です。

外出中でもPCと同じワークスペースにアクセスできるため、会議のメモをすぐに追加したり、タスクの進捗を移動中に更新したりと、場所を選ばずに作業を進められます。

データはクラウド上で自動同期されるため、PCとモバイルの間で情報のズレが発生しません。

スマホ用に最適化されたUIにより、指先で簡単にブロックを配置・編集できる操作性も魅力です。

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Notionのデメリット・注意点

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出典:Notion

Notionのデメリット・注意点は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

多機能だからこそ慣れるまで時間がかかる

Notionは文書作成、データベース、タスク管理、Wiki、AI活用など幅広い機能を統合しているため、自由度が高い反面「何から始めればよいのか分からない」と戸惑うユーザーも少なくありません

操作自体は直感的ですが、ブロック構造やビュー切り替え、リレーション機能などを理解するにはある程度の学習が必要です。

ただし、豊富なテンプレートや公式ガイド、ユーザーコミュニティが提供するノウハウを活用すれば、習得スピードを大幅に高めることが可能です。

オフラインでは一部の操作が制限されることも

モバイルアプリやPC版ではオフライン時でもキャッシュされたページを閲覧できますが、編集や同期は制限される場合があります。

そのため、電波が届きにくい場所や移動中に利用する際は「最新のデータが反映されない」「編集が保存されない」といった不便さを感じることがあります。

Notionを利用する際は、オフラインでも一部の操作が制限される可能性がある点に注意しましょう。

データが多いと動きが重くなる可能性がある

Notionは大量のページやデータベースを一括で扱える点が魅力ですが、情報量が増えるほど動作が重くなる可能性がある点には注意が必要です。

特に数千件規模のデータベースや、画像やファイルを多く含むページでは読み込みに時間がかかり、スクロールや検索のレスポンスが遅くなる場合があります。

チーム全体で膨大な情報を共有する場合は、遅延が作業効率を下げる要因になる可能性があるため注意しましょう。

Notionは危険?セキュリティ対策は?

結論、Notionは複数のセキュリティ対策を実施しているほか、多くの認証を受けているため安全性の高いツールです。

ここからは、Notionのセキュリティ対策について詳しく確認していきましょう。

SOC2・ISO27001など、信頼できるセキュリティ認証を取得済み

Notionのセキュリティ対策画像
出典元:Notion

Notionは、国際的に認められたセキュリティ基準を満たしている点で高い信頼性を誇ります

米国の厳格な基準である SOC 2 Type II の監査を受けており、サービスの運用プロセスが適切に管理されていることを証明済みです。

また、情報セキュリティマネジメントの国際規格である ISO/IEC 27001 の認証も取得しており、組織的・技術的にセキュリティを維持する仕組みを整えています。

SOC2やISO27001といった認証は、個人情報や企業データを取り扱ううえで信頼の裏付けとなるものであり、特にビジネス利用の際に安心感を与えてくれます。

SSOや2段階認証、細かい権限設定でしっかり守れる

Notionはユーザー認証やアクセス管理の仕組みが充実しており、安心して利用できる環境を提供しています。

まず、シングルサインオン(SSO) に対応しているため、社内の認証システムと連携して安全にログイン可能です。

また、二段階認証(2FA) を利用すれば、パスワードに加えて追加の認証コードが必要となり、不正ログインのリスクを大幅に下げられます。

ページやデータベースごとにアクセス権限を細かく設定できるため、情報の扱いを最小限の範囲に限定できる点も大きなメリットといえるでしょう。

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Notionの活用事例

Notionはチームや組織の業務効率化にも大きく貢献します。

ここからは、Notionの具体的な活用事例について解説します。

社内の情報をまとめたWikiを作成|共有をスムーズに

ビジネスの現場では、業務マニュアルや手順書、社内ルールが個人PCやメールに散在してしまい、必要な情報にたどり着けないことが多々あります。

Notionを活用すれば、社内Wikiとしてナレッジを一箇所に集約でき、誰でもアクセス可能な「情報のハブ」を構築可能です。

ドキュメントはリアルタイムで更新できるため、常に最新の情報を保てるのも大きな利点です。

さらに、閲覧専用・編集可などの権限を柔軟に設定できるため、不要な改ざんや誤編集を防ぎつつ、効率的に情報共有がおこなえます。

プロジェクトの進み具合を見える形で整理できる

Notionは、カンバン方式のボードビューを使えば、タスクを「未着手」「進行中」「完了」といったステータスごとに整理でき、チーム全体の進捗を一目で把握できます

また、タイムラインビューやカレンダー表示を活用すれば、納期やスケジュールを視覚的に確認できるため、遅延やリソース不足を早期に発見できます。

さらに、タスクと関連ドキュメントをリンクさせることで「会議の議事録から直接タスク詳細へ移動」といったシームレスな運用が可能です。

Notionの最新機能でさらに効率化

Notionは日々進化を続けており、近年追加された最新機能によってさらに利便性が高まっています。

特に注目されているのが Notion AI で、文章の要約や作成、アイデア出しなどを自動化が可能です。ここからは、Notionの最新機能について解説します。

Notionの最新機能

Notion AI|文章づくりや要点の整理・質問への自動回答もおまかせ

Notion AIの画像
出典元:Notion

Notion AIは、Notion内にシームレスに組み込まれた強力なAIアシスタントです。

Notion AIの特徴
  • ワークスペース内での自然言語チャット
  • 多言語対応および文章校正
  • 外部アプリとの連携検索機能が備わっている

チャット感覚で質問して回答を得たり、ドキュメントの要約・翻訳・ドラフト作成など、幅広い文章サポートが可能です。

Slack や Google Drive といった外部ツールの情報にもアクセスし、統合的にサーチできる点が大きな強みです。

Notion Calendar|予定とデータをひとつにまとめてスケジュール管理

Notionカレンダーの画像
出典元:Notion
Notion Calendarの特徴
  • スケジュールの一元管理が可能
  • カレンダー上でドラッグ&ドロップするだけでNotion内のデータベース日時も自動更新できる
  • タイムゾーン表示やショートカットなど操作性が高い

Notion Calendarは、仕事の予定だけでなく、プライベートの予定やプロジェクトの締め切りを一つにまとめて表示できる統合型カレンダーです。

Google カレンダーや Apple Calendarと連携し、複数カレンダーの予定を重複なく1つの画面で管理できる点が大きな特徴です。

さらに、Notion データベースの項目(期限付きタスクやイベント)をカレンダーに表示でき、ドラッグ&ドロップで日時を編集するとNotion 側も即時更新できます。

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Notionに関するよくある質問

使用したブロックの数を確認するにはどうすれば良いですか?

使用したブロックの数は「設定」→「アップグレードプラン」の順番で確認できます。

Notion AIは日本語に対応していますか?

Notion AIは、日本語を含む複数の言語に対応しており、文章の要約、翻訳、質問応答、アイデアの生成などを日本語環境でもスムーズにおこなえます。

現在は日本語ユーザー向けの最適化も進み、自然で読みやすい文章を生成できるようになっています。

オフラインでも利用できますか?

Notionはクラウドベースのサービスですが、モバイルアプリやデスクトップアプリではオフライン利用にも対応しています。

インターネット接続がない環境でも、事前に開いたページやキャッシュされたデータは閲覧可能で、簡単な編集もおこなえます。

ただし、オフライン中に加えた変更内容は即時には反映されず、ネットに再接続した際にクラウドと自動で同期されます。

ワークスペースに他のメンバーやオーナーがいるかどうかを確認するにはどうすれば良いですか?

ワークスペースに他のメンバーやオーナーがいるかどうかは「設定」→「ユーザー」の順に移動します。

複数のワークスペースにオーナーがいる場合は、ワークスペースがブロックされ、使用制限が適用されます。

まとめ|Notionを活用して情報整理も作業効率もレベルアップ

Notionは、メモやタスク管理、データベース、Wiki、AI機能などを一つに統合したオールインワンツールです。

個人利用では学習記録やライフログ、ビジネスでは社内Wikiやプロジェクト管理など、多彩な用途に活用できます。

料金プランも無料から大企業向けまで幅広く揃っており、目的に応じた導入が可能です。

デメリットとして操作の習熟や通信環境の影響はありますが、工夫次第で解消できます。効率化・情報一元化・柔軟性を兼ね備えたNotionを取り入れることで、日常業務や生活の質を大幅に高められるでしょう。

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